“トイガンカスタムブログ”~TAMsun’s Armory~

トイガンカスタム・修理記録、時々雑記を書いていく道東の更に端っこのガンスミスのブログ

東京マルイ 次世代電動ガンHk417~作動不良修理とリポ仕様にカスタムの巻~

どうもー。今回は東京マルイ次世代電動ガンHk417アーリーバリアントの修理&カスタム依頼です!!

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故障内容はというと、ダミーボルトが引っかかってチャージングハンドルが引くことが出来ず、更にセミロックの様な症状を起こしているという状態でした。

チャージングハンドルが引けない理由は、ダミーボルトが異常なまでにカタついていたので、そのガタを取る方法を考えていこうかなと。

 

では、早速作業に取り掛かりましょうかね( 一一)

まずはアッパーとロアーに分けて分解していきます。

 

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カタつきの原因はダミーボルトのわずかな歪みだったのですが、ブローバック機構の細かいスプリングを引っかけるためのピンが折れてなくなってしまっていました…☠どうしたものかなぁ(;´Д`)

 

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後日、依頼主様と相談してマルイからパーツを取り寄せて修理することになりました。

この部分の修理はとりあえず後回しにして、本体のロック症状を見ていくことにしましょう( ;∀;)

グリップからモーターを抜き取りグリップ本体を取り外します。

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グリップを外すとメカボックスの下側が見えるので、隙間から逆回転防止ラッチを解除してピストンを前進させます。

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これで一旦組みなおして作動させてみましょう( 一一)

とまぁ~、案の定動かないよね…( ;∀;)ということで全分解でーす☆

分解は基本M4と変わらんので割☆愛☆

 えー…。ここでトラブルです…。

取りだめしておいたはずの写真を消してしまったみたいです( ;∀;)ユルシテ...ユル…シテ…

ですので、メカボックスの状況は文章で書いていこうかと思います…(笑)

どれだけ見に来てくれている人たちがいるのか判りませんが、申し訳ないです(>_<)

結果から言うと、中身には異常はありませんでした。強いて言うのならピストンのギアの後ろから2番目のギアに少し削れがあったのでそこだけ削ってギアクラッシュ対策としました。

後は組み上げて作動させた所、ニッ水バッテリーでは動かなかったのですがリポバッテリーに替えると動くという状況になりました。ん~。どういう事だろうか?(;^ω^)

その後の作動もリポだと特に問題なしだったので、組み上げて一時納品としました。

リポバッテリーで使いたいという事で、最後にモーターにSBDの取り付けとストック内のSOPMODバッテリー端子にミニS変換コネクターの取り付けを行い作業完了です!

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※この記事を下書きにしている段階でリポだと正常作動する状態の正体が判りました。

納品しに行きつけのショップさんに出向いたときに私が勝手にこの道の師匠と思っている方に会い、話を弾ませている中でその症状の話題になりまして、その方曰く、「ニッ水バッテリーで動かないのにリポだと動くというのはその分電流が必要な状態になっているからどこかで負荷が掛かっているのかも」というコメントをいただいて、その際メカボ内は問題なかったという事も説明したら「もしかしたらバッファーチューブ内のリコイルウェイトのガタが原因かも」とヒントをいただきました!ありがとうございます!師匠!

後日、ダミーボルトのパーツを新品に取り換える作業もあるのでその際に確認してみようかと思います☺

と今回はここまでで終わりとします!

閲覧、ありがとうございましたー!!